Visual Studio CodeでのPython環境の構築と運用
SOP 1.0
※自己責任で。
※環境・ヴァージョンで異なるケースも予想される。
- 目次
- ソフトウェア ヴァージョン
- (間違えて入れた)Pythonアンインストール
- Pythonインストール
- Visual Studio Codeの設定
- Visual Studio Codeの仮想環境による通常運用
- まとめ -失敗からの想起とあわせて-
- 附記 -VSCodeでのPython設定(うまくいかない)-
- ソフトウェア ヴァージョン
- Visual Studio Code:1.107.1
- Python:3.14.2
- Windows 11 Home 24H2
- (間違えて入れた)Pythonアンインストール
!Microsoft Store版のPythonをインストールすると、Python標準的な構成・場所にインストールしなくなる(AppData・深層フォルダ・隠しフォルダなど、Windowsへの依存度が高い)。結果、一般的なガイダンスで対応できなくなり、VS Codeでの使用難易度が上がる。
また、Windowsで移行が推奨されている上、Python公式でも配布されているpython-manager(Python Install Manager)経由でインストールすると、同様の問題が起きる。 - Windows標準のアプリ > インストールから、以下をアンインストール
- Python 3.x
- Python Launcher
- (VSCと相性が悪い?)python-manager-X.X.msixやMicrosoft Store版からインストールした場合は、Python Install Manager(?)がインストールされており、当該を削除
- 手動で残渣を削除
- %LocalAppData%\Programs\Python で検索 > フォルダごと削除
- %LocalAppData%\pip で検索 > フォルダごと削除
- 環境変数のクリーンアップ
!環境変数のPATHを弄って問題を解決しようとした為、この処理が必要になった。このアプローチは本来的には行うべきではないと予想される。 - システム環境の編集 > 環境変数
- 上段のユーザー環境変数のPathを選んで編集を押す
- PythonやScriptsの名前が入ったPathを削除
- 下段のユーザー環境変数のPathを選んで編集を押す。
- PythonやScriptsの名前が入ったPathを削除
- Pythonインストール
python.orgからインストーラー(今回はpython-3.14.2-amd64.exe)をダウンロード Customize installationをクリック pipとTcl/Tkのチェックは必須。Nextを押す。 - Install
- チェック
- コマンドプロンプトから、python --version
- コマンドプロンプトから、where pip
- いずれもインストール場所が出力されればインストール完了とする。
- Visual Studio Codeの設定
!VS Codeはインストール・設定済みとする。 - 設定から、Pythonの場所を直接書き換える方法を執る。
!附記にある通り、自動認識や別の方法もあり、そちらで出来れば恐らくは簡便。但し、Windowsの標準仕様なのか、実ファイルの配置されていないMicrosoft版のPython環境を探索するようで、設定が上手く出来なかった。 - VS Codeの左下にある 歯車アイコン ⚙️ > 設定(Settings)を開く。
- Python: Default Interpreter Path という項目を探す。
- その項目に入っている文字を全部消し、Python.exeのリンクを貼り付ける。
(例:C:\Program Files\Python314\python.exe
コマンドプロンプトで、where python により取得など、手段は何でも) - VS Codeを再起動
- 正しくPython.exeへのパスが設定されているか、実際に確認する。
!ソースファイル(.pyファイル)を初回作成時、まず、プロジェクトのフォルダを作り、開くのがルール。
今回の確認に限らず、普遍的な手順とする。 - 作業フォルダを作る。(下記例)
- 注意点
- ソースコードを単独で実行は出来るが、VS CodeとPythonの原則からすると、推奨されない運用と予想される。
- VS Codeは、作業世界(フォルダ)を限定することで、他所から/への影響を発生させない思想、っぽい。
- 開発者が操作を許す範囲・領域を明示し、スコープを定義する事で、開発環境とOS環境を保護する。
- Visual Studio Codeの仮想環境による通常運用
!ライブラリのヴァージョンコンタミなどを防ぎ、堅牢性を向上させる為、プロジェクトごとに仮想環境を構築して、その範囲で開発を行うこと。
!通常運用のコマンド類は後述(表1) - 仮想環境を作る前に、必ずVS Codeでターゲットフォルダを開く。
- 下記のコマンドで、整合性のとれた環境構築と運用が出来る。
- Python 仮想環境(venv)操作コマンド一覧
コピペ用
Set-ExecutionPolicy -ExecutionPolicy RemoteSigned -Scope Process
Set-ExecutionPolicy -ExecutionPolicy RemoteSigned -Scope CurrentUser
python -m venv .venv
.\.venv\Scripts\activate
deactivate
where.exe pip
pip list
pip install ライブラリ名
pip show ライブラリ名
python ファイル名.py
動作例
フォルダ事例
「python -m venv .venv」で作成した仮想空間「.venv」を確認できる。
「.venv」の下に、「pip install colorama」でインストールしたライブラリが格納されているのを確認できる。 - まとめ -失敗からの想起とあわせて-
- Pythonインストール(2025年12月時点)
- 公式・標準のPython 3.xしか信じるな。
- インストールのチェック項目とカスタムインストールに傾注。
- Microsoft版等のPython.exeと環境変数(Path)の調整で動作はするが、整合性の取れない方法で、運用難易度は上がる。やらないこと。
- Visual Studio Codeの設定と運用
- プロジェクト・プロセス単位での承認と一貫性のある運用を目指す。
- スコープ定義:仮想環境を作る前に、必ずVS Codeでターゲットフォルダを作る。
- 一蓮托生:.py ファイルと .venv は、常に同じ親フォルダの中に同居させる。
- 越境禁止:別のフォルダにある .venv を(たまたま)借りて動かせるケースが発生するが、環境の破綻を招くので禁止とする。
- 仮想環境で開発する事。
- 附記 -VSCodeでのPython設定(うまくいかない)-
!VS Codeでの自動・半自動のPython認識方法と予想される。恐らく、Windows標準/ 独自のPython環境のフォルダ構成を検索しており、解決しなかった。
この対策の為、環境変数を書き換える(検索先をOSシステム側で変える)のは「アリ」なのかもしれないが、環境依存を生むだけなので却下。
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