Visual Studio CodeでのPython環境の構築と運用


SOP 1.0
※自己責任で。
※環境・ヴァージョンで異なるケースも予想される。
  1. 目次
    1. ソフトウェア ヴァージョン
    2. (間違えて入れた)Pythonアンインストール
    3. Pythonインストール
    4. Visual Studio Codeの設定
    5. Visual Studio Codeの仮想環境による通常運用
    6. まとめ -失敗からの想起とあわせて-
    7. 附記 -VSCodeでのPython設定(うまくいかない)-
  1. ソフトウェア ヴァージョン
    1. Visual Studio Code:1.107.1
    2. Python:3.14.2
    3. Windows 11 Home 24H2

  2. (間違えて入れた)Pythonアンインストール
    !Microsoft Store版のPythonをインストールすると、Python標準的な構成・場所にインストールしなくなる(AppData・深層フォルダ・隠しフォルダなど、Windowsへの依存度が高い)。結果、一般的なガイダンスで対応できなくなり、VS Codeでの使用難易度が上がる。
    また、Windowsで移行が推奨されている上、Python公式でも配布されているpython-manager(Python Install Manager)経由でインストールすると、同様の問題が起きる。
    1. Windows標準のアプリ > インストールから、以下をアンインストール
      1. Python 3.x 
      2. Python Launcher 
      3. (VSCと相性が悪い?)python-manager-X.X.msixやMicrosoft Store版からインストールした場合は、Python Install Manager(?)がインストールされており、当該を削除
    2. 手動で残渣を削除
      1. %LocalAppData%\Programs\Python で検索 > フォルダごと削除
      2. %LocalAppData%\pip で検索 > フォルダごと削除
    3. 環境変数のクリーンアップ
      !環境変数のPATHを弄って問題を解決しようとした為、この処理が必要になった。このアプローチは本来的には行うべきではないと予想される。
      1. システム環境の編集 > 環境変数
      2. 上段のユーザー環境変数Pathを選んで編集を押す
      3. PythonやScriptsの名前が入ったPathを削除
      4. 下段のユーザー環境変数Pathを選んで編集を押す。
      5. PythonやScriptsの名前が入ったPathを削除

  3. Pythonインストール
    1. python.orgからインストーラー(今回はpython-3.14.2-amd64.exe)をダウンロード
    2. インストール実行時、Add Python to PATHにチェック
      PCのどこからでもPythonを呼び出せるように










    3. Customize installationをクリック










    4. pipとTcl/Tkのチェックは必須。Nextを押す。
    5. Install for all users にチェックを入れる
      ※ココのチェックで、インストール先が C:\Program Files\Python314になる
    6. Install
    7. チェック
      1. コマンドプロンプトから、python --version
      2. コマンドプロンプトから、where pip
      3. いずれもインストール場所が出力されればインストール完了とする。

  4. Visual Studio Codeの設定
    !VS Codeはインストール・設定済みとする。
    1. 設定から、Pythonの場所を直接書き換える方法を執る。
      !附記にある通り、自動認識や別の方法もあり、そちらで出来れば恐らくは簡便。但し、Windowsの標準仕様なのか、実ファイルの配置されていないMicrosoft版のPython環境を探索するようで、設定が上手く出来なかった。
      1. VS Codeの左下にある 歯車アイコン ⚙️ > 設定(Settings)を開く。
      2. 検索ボックス default interpreter と入力する。
      3. Python: Default Interpreter Path という項目を探す。
      4. その項目に入っている文字を全部消し、Python.exeのリンクを貼り付ける。
        (例:C:\Program Files\Python314\python.exe
         コマンドプロンプトで、where python により取得など、手段は何でも)
      5. VS Codeを再起動
    2. 正しくPython.exeへのパスが設定されているか、実際に確認する。
      ソースファイル(.pyファイル)を初回作成時、まず、プロジェクトのフォルダを作り、開くのがルール。
      今回の確認に限らず、普遍的な手順とする。
      1. 作業フォルダを作る。(下記例)
      2. ソースファイルを作成する。
        ファイル > 新しいファイル(など) > 名前を付けて保存 など適宜実施。
        必ず、プロジェクトのフォルダにソースファイルを配置する、という手順を守る。(例:test.pyをVenv chkに保存してある。)
      3. フォルダを開く。















      4. フォルダ・ファイルの信頼性を承認する。(はい、作成者を信頼しますを押す。)











      5. ソースファイル(.py)を開くと、使用されるPython.exeがVS Code右下に明示される。
      6. 実行出来る環境が整った。
      7. 注意点
        1. ソースコードを単独で実行は出来るが、VS CodeとPythonの原則からすると、推奨されない運用と予想される。
        2. VS Codeは、作業世界(フォルダ)を限定することで、他所から/への影響を発生させない思想、っぽい。
        3. 開発者が操作を許す範囲・領域を明示し、スコープを定義する事で、開発環境とOS環境を保護する。

  5. Visual Studio Codeの仮想環境による通常運用
    !ライブラリのヴァージョンコンタミなどを防ぎ、堅牢性を向上させる為、プロジェクトごとに仮想環境を構築して、その範囲で開発を行うこと。
    !通常運用のコマンド類は後述(表1)
    1. 仮想環境を作る前に、必ずVS Codeでターゲットフォルダを開く。
    2. 下記のコマンドで、整合性のとれた環境構築と運用が出来る。
      1. Python 仮想環境(venv)操作コマンド一覧


        コピペ用
        Set-ExecutionPolicy -ExecutionPolicy RemoteSigned -Scope Process
        Set-ExecutionPolicy -ExecutionPolicy RemoteSigned -Scope CurrentUser
        python -m venv .venv
        .\.venv\Scripts\activate
        deactivate
        where.exe pip
        pip list
        pip install ライブラリ名
        pip show ライブラリ名
        python ファイル名.py

        動作例


        フォルダ事例
        「python -m venv .venv」で作成した仮想空間「.venv」を確認できる。


        「.venv」の下に、「pip install colorama」でインストールしたライブラリが格納されているのを確認できる。


  6. まとめ -失敗からの想起とあわせて-
    1. Pythonインストール(2025年12月時点)
      1. 公式・標準のPython 3.xしか信じるな。
      2. インストールのチェック項目とカスタムインストールに傾注。
      3. Microsoft版等のPython.exeと環境変数(Path)の調整で動作はするが、整合性の取れない方法で、運用難易度は上がる。やらないこと。
    2. Visual Studio Codeの設定と運用
      1. プロジェクト・プロセス単位での承認と一貫性のある運用を目指す。
        1. スコープ定義:仮想環境を作る前に、必ずVS Codeでターゲットフォルダを作る。
        2. 一蓮托生:.py ファイルと .venv は、常に同じ親フォルダの中に同居させる。
        3. 越境禁止:別のフォルダにある .venv を(たまたま)借りて動かせるケースが発生するが、環境の破綻を招くので禁止とする。
      2. 仮想環境で開発する事。

  7. 附記 -VSCodeでのPython設定(うまくいかない)-
    !VS Codeでの自動・半自動のPython認識方法と予想される。恐らく、Windows標準/ 独自のPython環境のフォルダ構成を検索しており、解決しなかった。
    この対策の為、環境変数を書き換える(検索先をOSシステム側で変える)のは「アリ」なのかもしれないが、環境依存を生むだけなので却下。
    1. Python.exeのパスをVS Codeに自動セットアップ(システムが自動で検索する)
      もしくは
    2. Python.exeのパスをVS Codeに手動セットアップ
      1. VS Codeで Ctrl + Shift + P 
      2. Python: インタープリターを選択(Python: Select Interpreter) をクリック
      3. インタープリター パスを入力...(Enter interpreter path...)をクリック
      4. Python.exeが格納されたフォルダのパスを入力
      5. (例:C:\ProgramFiles\Python314)





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